GRAVITY、『RAGNAROK M』で第3のブームを狙う

◁『RAGNAROK』新作スマホゲーム、海外で攻勢▷


GRAVITYは『RAGNAROK M(ラグナロクM)』の中国進出で「第3のブーム」を狙う。



韓国で上位にランクインした『RAGNAROK M』


21日AppAnnieによると、韓国のGooglePlay売上ランキングでGRAVITYのスマホMMORPG『RAGNAROK M:ETERNAL LOVE』は5位(8月19日基準)を記録した。


先月末の売上ランキングではトップ10圏外になったが、最近再びランキングを上げている。同時期、AppStoreでも9位を記録し、先月の11位から再びトップ10にランクインした。



台湾でも上位をキープ


GRAVITYは自社の代表的なPCオンラインゲーム『RAGNAROK』のIPを活用して開発したスマホMMORPG『RAGNAROK M』を昨年10月台湾でリリースした。台湾ではリリース直後に売上1位を記録し、現在まで上位をキープして人気を保っている。


台湾で大成功を収めた『RAGNAROK M』は今年3月韓国でリリースされ、『LINEAGE M』、『黒い砂漠モバイル(Black Desert Mobile)』、『MU ORIGIN2』、『LINEAGE2 REVOLUTION』などと肩を並べ、第2のブームを作った。



GRAVITY、史上最大の業績を達成


GRAVITYは『RAGNAROK M』のヒットで、今第2四半期の売上は昨年同期比133.2%増の630億2000万ウォン(日本円で約63億200万円)、営業利益は90.4%増の83億2000万ウォン(日本円で約8憶3200万円)で史上最大の四半期業績を達成した。前四半期比の売上が5%減少したが、営業利益は72.7%増加した。


GRAVITYの関係者はこれについて「『RAGNAROK M』が台湾でのリリース後10か月間スマホゲームのランキング上位をキープし、韓国ではプロモーションとエピソードのアップデートで成果を出した結果」だと説明した。



中国企業と共同開発した『RAGNAROK』の新作もリリース予定


GRAVITYは来年中国のインターネット企業Tencent(腾讯)と共同制作した 『RAGNAROK:MOBILE MMORPG(仮題)』をリリースする。Tencentは最近新作発表会で来年リリースする20のラインナップのうちの1タイトルとして『RAGNAROK』のIPを活用したこのゲームを公開して話題を集めた。


この作品はGRAVITY、Shanghai The Dream Network Technology、Huanle Entertainment Technologyの3社が共同開発する。



インドネシア、ロシア、ベトナムにも進出予定


GRAVITYは『RAGNAROK』のIPを活用したグローバルゲーム市場の攻略に向けた動きを本格化する。


年内にカード型RPG『RAGNAROK R』をインドネシアでリリースし、スマホアクションRPG『RAGNAROKSPEAR OF ODIN』を東南アジア地域でCBTの後、リリースする予定だ。『RAGNAROK ONLINE』と『RAGNAROK ZERO』はそれぞれロシア、ベトナム地域でサービスを開始する予定だ。





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引用記事: http://www.ceoscoredaily.com/news/article.html?no=44904

(「GRAVITY、『RAGNAROK M』で第3のブームを狙う」『CEO SCORE DAILY』2018年8月21日の記事)

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翻訳:花崎

IT・ゲーム・ときどきブロックチェーン

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