世界最大仮想通貨取引所の「バイナンス(Binance)」は、4日(現地時間)ハッキングの攻撃を受けて一時停止していた取引サービスを再開した。(バイナンス公式発表記事)
バイナンスは「7月2日にハッカーがシスコイン売買注文を捏造して、システムを攻撃した。」と説明し、3日午前にはシステムの点検に入り取引サービスを全面中止していた。
シスコイン(sys coin)とは、ビットコインを基に設計された仮想通貨である。
バイナンスは 「異常取引は全て復旧し、今回の取引で影響を受けたユーザーに限り今月5~14日の間、取引手数料を無料にする」と述べている。
また、「今回の事件を受けて今後のハッキング攻撃に備えて、ユーザーのための安全資産ファンド(SAFU)を立ち上げた。」と付け加えた。
7月14日以降、取引手数料で得た収益の10%をSAFUに貯めて、ハッキング攻撃が発生した場合の被害者補償に使用する予定だ。
参照記事:http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=101&oid=014&aid=0004052068(「ハッキング被害「Binance」、取引再開「ユーザーのための安全資産ファンド(SAFU)」立ち上げ」『financial News』2018-07-05の記事)
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