■中国の廣東省のレストランで初めて発行…テンセント・税務当局協力
■「偽」レシートの脱税取締強化
■2016年からブロックチェーンを積極的に開発したテンセント
中国の廣東省にある深圳で中国初のブロックチェーンベースの電子レシートが発行された。
中国ではびこっている偽のレシートを使った脱税行為を防ぎ信頼できる取引を促進する計画だ。
ブロックチェーンは、誰でも共有できる取引帳簿と呼ばれている技術だ。
中央サーバーではなく、取引に参加するすべてのユーザーのコンピューターを通じてリアルタイムで取引の履歴を保存するので誰でも取引の問題点を把握することができる。
多くの資料を同時に捏造することも、中央サーバーをハッキングすることもできなくなるので第4次産業革命時代で最も安定したセキュリティー技術として注目を集めている。
今月13日、中国の経済専門の日刊紙「毎日経済新聞」によると、深川の国際貿易センターの49階にある中華料理店で先月10日、ブロックチェーン電子レシートが初めて発行された。
電子レシートは、深川に拠点を置く中国大手IT・ネットサービス企業のテンセントが開発した。テンセントと深川市の税務局が協力して行うのは、中国では初めての試みとなる。
深川市の他の駐車所やカフェなどがブロックチェーン電子レシートの発行を期間限定で行う予定だ。
報道によると、ユーザーがテンセントのモバイル決済システムの「ウィーチャットペイ」で支払うとき、ブロックチェーン電子レシートが発行される。
取引の履歴は、ユーザー・販売店・税務当局で同時に記録されて取引の流れをリアルタイムでモニタリングすることができる。
すべての取引の履歴を確認することができるのでレシートの内容を勝手に修正することができない。つまり、偽のレシートを作ることもできない。
テンセントは、「ブロックチェーンベースの電子レシート発行は新しい時代の取引・請求方法だ。これによって、レシートの紛失・偽のレシート発行・脱税などの問題を解決することができる。」と強調した。
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引用記事:http://www.ajunews.com/view/20180813134838450
(「「「偽」レシートに注意!」中国初のブロックチェーン電子レシート発行」『ajunews』2018年8月13日の記事)
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翻訳:元
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