世界大学ランキングトップ50の大学のうち、半数近い21の大学が仮想通貨やブロックチェーンに関する講義を開設したことが調査で明らかになった。
また、学生のうち18%は実際に仮想通貨を保有していた。
今月28日(現地時間)、ブロックチェーン専門メディアの「コインデスク(CoinDesk)」などの外信によると、仮想通貨取引所である「コインベース(Coinbase)」は、次の内容の報告書を発表した。
報告書によると、US News & World Reportが選定した世界大学ランキングトップ50の大学のうち21の大学がブロックチェーン関連講座を開設し、このうち11の大学では2つ以上の講座が開設されていた。
スタンフォード大、コーネル大などが特に力を入れる
開設している講座数が最も多いのは、アメリカのスタンフォード大学で、仮想通貨・ブロックチェーン関連の講義を10つ提供していた。コーネル大(9つ)、ペンシルバニア大(6つ)、シンガポール国立大(5つ)、カリフォルニア大学バークレー校(4つ)などがこれに続いた。
文理に関わらず、ブロックチェーンに関心を示す
世界的な名門大学でこのようなブロックチェーン関連講座の開設が急増しているのは学生の関心が反映された結果だと分析できる。
実際、ブロックチェーンや仮想通貨への関心は関連専攻を越え広範囲に広がっていることが調査で明らかになった。ブロックチェーンと直接関連のあるコンピューター工学専攻者の34%が関心を持っていると回答し、社会科学の専攻者の中でもこれを上回る47%が関心を持っていると答えた。
さらに学生のうち、18%は仮想通貨を保有していると答えた。
経済への危機感が要因か
これについて、米カリフォルニア大学アーバイン校社会科学部のBill Mauer学長は「今日学生たちは経済問題と今後の経済について頭を悩ませている」と述べた。
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引用記事: https://m.news.naver.com/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=101&oid=277&aid=0004304425
(「世界トップ50の大学の半数が「ブロックチェーン課程」を開設」『アジア経済』2018年8月29日の記事)
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翻訳:花崎
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2019.06.28 06:25