ブロックチェーン、新しいビジネスモデル作る

■グローバルIB、技術特許出願
■デジタル通貨送金・資産管理など
■ブロックチェーンベースの未来金融経済


国際主要投資銀行(IB)がブロックチェーン技術特許を次々と出願している。


ブロックチェーンベースの未来金融を先占することを目指している。


今月12日金融業界によると、アメリカ大手投資銀行JPモルガン・チェース(JPMorgan Chase & Co)がブロックチェーンを活用して資産や債権などのデジタル領収書を管理する特許を出願した。


仮想通貨専門メディアのコインテレグラフ(Cointelegraph)によると、アメリカ特許商標庁(United States Patent and Trademark Office・USPTO)は、JPモルガンがこのような特許を出願したことを明らかにした。


「分散型システムベースの資産や領収書管理方法・システム」という特許は、仮想通貨型の仮想の領収書をパブリックブロックチェーン上で管理する方式。


分散型台帳技術を活用して資産や債務関連の所有権を確認・移転する方式。



イギリスのバークレイズ銀行(Barclays PLC)もブロックチェーンベースでデータを保存・送金に関する特許2件をUSPTOに出願した。


1つ目は、デジタル通貨送金システムに関する特許。デジタル通貨台帳技術を活用して取引関係者の本人確認・取引履歴の保存する技術。


同銀行は、ブロックチェーンを使用する場合、送金だけではなく信用できるデータで安全に流通することができると説明した。


信用状態の確認や保険請求の段階でブロックチェーンを活用して確認することを例で挙げた。


また、ブロックチェーンを活用してデータの保存・顧客の本人確認(KYC)において個人情報の有効性を確認する特許も出願した。



シンガポール通貨庁(MAS)とシンガポール証券取引所(SGX)は、トークン化した証券を安全に売買できるブロックチェーンプラットフォームを開発する計画。


MASとSGXは、Anh Quan・ DeloitteNASDAQと共同でブロックチェーン上でトークン化した資産を売買できる証券代金の当時決済システム「DvP」を開発することが目標。


このDvPシステムは、トークン化した証券資産を売買するとき、リアルタイムで代金決済や買収が行われる仕組み。



USB、CITI、バークレイズなどの大手グローバルIBは、R3CEVと提携し国際標準化作業を行っている。



R3CEVは、ブロックチェーン技術開発企業のR3を中心でグローバル金融企業が参加するコンソーシアム。


独自技術開発を宣言したゴールドマン・サックス(GoldmanSachs)の離脱にも関わらずR3CEVコンソーシアムに参加している銀行は22か所から70か所へ増えた。



韓国銀行もブロックチェーン技術の導入に急いでいる。


新韓KB国民KBEハナ・NH農業銀行などがR3CEVに合流。


銀行連合会を中心でブロックチェーン認証システムも構築した。



金融業界の関係者は、「独占的技術は要らない時代となった。」


「ブロックチェーンベースのオープンガバナンス技術に投資しつつその技術に基づいて新しいビジネスモデル作る方法が新しいパラダイムとして浮かび上がっている。」と強調した。






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引用記事:https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=101&oid=029&aid=0002482374

(「金融パラダイムを変えたブロックチェーン、新しいビジネスモデル作る」『THE DIGITALTIMES』2018年9月12日の記事)

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翻訳:元

IT・ゲーム・ときどきブロックチェーン

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