■受付開始からたった2分で1000イーサリアム突破
仮想通貨取引所Zeniexは、今月12日から15日まで「ZXGクリプトファンド1号(ZXG1号)」の公募を行った結果、倍率が12倍に上ったと19日明らかにした。今回の公募は、受付開始から2分で公募金額が1000イーサリアムを突破し、出資者からの関心の高さが窺えた。
Zeniexは、出資者の関心と期待に応えるためにファンド資金の運用状況を透明化する方針だ。ホームページを通じて、毎週ポートフォリオの構成変化を公開し、毎四半期別の出資報告書も公開する。 同社は「ZXG1号」の運用結果を検討後、2号ファンドの準備に取り掛かる予定だ。
ZXG1号は、韓国初の仮想通貨ファンドだ。運用期間は1年の予定だ。ファンド資金の約80%がICOプロジェクト出資に、残りの約20%は既存の仮想通貨への出資に運用される。
■有望なICOプロジェクトへの間接出資が可能に
仮想通貨ファンド出資だけで個人が直接出資できない有望なICOプロジェクトに間接出資できるというのが特徴だ。現在、出資予定であるICOプロジェクトとしてはブロッククラウドなどがあり、中国のブロックチェーン専門ベンチャーキャピタルであるGenesis Capital主導で追加プロジェクトの採掘に乗り出す予定だ。
トークン化を通じて、仮想通貨取引所に上場されるという点もZXG1号の大きな特徴だ。今回の公募でファンド配分を受けた出資は、今月17日と18日すでにZXG1号をベースにしたZXGトークンの発給を受けた。ZXGトークンは、19日Zeniexイーサリアムマーケットに上場した。
これによってファンド保有者は満期とは関係なく24時間トークン取引が可能になり、流通性を確保できる。 一般の出資者も取引所でZXGトークンの枚数に応じてファンドに出資できる。
■大反響の裏には出資者らの不安感
Zeniexのチェ・ギョンジュン代表は「韓国初の仮想通貨ファンドであるZXG1号公募の倍率が12倍に上り出資者らは高い関心を見せたが、これは仮想通貨の出資市場に対して不安を抱えており、今回のような安全な機会に出資しようという出資者らの心理が反映された結果でもあると分析できる。」
「Zeniexは、ZXG1号フォンドの運営を成功させて、仮想通貨の領域でも間接出資市場を拡大するなど仮想通貨出資市場の新たなパラダイムを提示できるように努力する。」と述べた。
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引用記事: https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=101&oid=014&aid=0004096439
(「大注目の仮想通貨ファンド公募、倍率12倍!」『ファイナンシャルニュース』2018年9月19日の記事)
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翻訳:花崎
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