韓国大手取引所Bithumb、香港に分散型取引所を設立

■OneRoot Networkと協力して香港に取引所を設立


韓国の大手仮想通貨取引所のひとつであるBithumbが分散型取引所を香港に設立した。


今月1日Bithumbの関係者によると、同社は分散型取引所を運営するOneRoot Networkと協力して今月中旬香港に分散型取引所を開く。新規取引所は香港にある子会社BGEXが運営する予定。BGEXは今年設立されたブロックチェーンフィンテック企業だ。


Bithumbの関係者は「香港の子会社を通じて分散型取引所のオープンを準備している。具体的な運営計画は今後公開する」と明らかにした。


すでに分散型取引所のサイトはオープンしており、イーサリアムのウォレットであるMetaMaskと連動が可能だ。



■取引所同士が注文データと流通性を共有できる


Bithumbの分散型取引所構築のための技術は、OneRoot NetworkのR1プロトコルと連動する。OneRoot Networkはブロックチェーンベースの分散型ソリューションプロジェクトで、R1プロトコルというスマートコントラクトを通じて取引所同士が注文データと流通性を共有できる。


OneRoot Network側は「R1プロトコルのアーキテクチャを通じて、Bithumbは今後R1プロトコルにアクセスする取引所同士が注文とデータ流通性を共有する。グローバル分散ビジネスシステムを構築するようになる」と明らかにした。


R1を活用する取引所としては1日時点でBithumbとOneRoot Networkが運営する取引所Rootrexがある。 


一方で韓国の大手取引所DUNAMUが運営するUPbitが他に先駆けて、今年7月にオープンした韓国内の分散型取引所ALLBITを子会社として置いている。





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引用記事: http://decenter.sedaily.com/NewsView/1S5QTGK0NZ/GZ03

(「韓国大手取引所Bithumb、香港に分散型取引所を設立」『ソウル経済ブロックチェーン』2018年10月1日の記事)

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翻訳:花崎

IT・ゲーム・ときどきブロックチェーン

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