▲今年第1から3四半期の中国ブロックチェーン特許申請件数の推移
■ブロックチェーン特許、中国が大差で1位
今年第3四半期までの世界ブロックチェーン特許の約80%を中国が取得したことが明らかになった。
中国のBlockDataと清華大学インターネット産業研究院が発表した「第3四半期ブロックチェーン産業研究報告書」によると、世界のブロックチェーン特許取得件数(今年9月30日基準)のうち中国が取得した特許件数は77%を占めて世界1位だった。
中国が取得した累積特許件数は2326件だった。
■特許申請が減少傾向にある理由とは?
中国のブロックチェーン特許申請は今年の上半期には活発だったが、下半期には落ち着いてきている。
中国の国家知識財産権局によると、今年第1から3四半期世界の主要国家のブロックチェーン特許申請量が1400件を越え、中国の特許申請が650件で約半数を占めたが、申請件数は減少傾向だ。
中国では、第1四半期に417件、第2四半期に229件の申請があったが、第3四半期には4件にまで減少。4月までの勢いが5月にはなくなってしまった。
報告書は「突然申請件数が減少した主な原因は特許申請と審査にかかる時間が長くなったためだ。最短でも3ヶ月が掛かるため、まだ公表されていない情報が多く、5月以降の特許量の大部分も公表されていないという訳だ」と述べた。
■中国内特許件数1位は北京
中国で特許件数が最多だった都市は北京で、第1~3四半期の累積特許申請件数は289件に達した。2位は広東省で北京の約半数の162件だった。
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引用記事:
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=105&oid=092&aid=0002147611
(「中国企業、世界ブロックチェーン特許の77%取得」『ZDNetKorea』2018年10月11日の記事)
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翻訳:花崎
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