■KT、ブロックチェーン衛星サービス技術開発
■ブロックチェーン3代技術結合
■衛星サービスイノベーション
■外交文書暗号化して安全に流通
韓国通信大手KTがブロックチェーンと衛星サービスを結合し最も強力なセキュリティーサービスを提供すると発表した。
KTブロックチェーンセンターのソ・ヨンイル常務は、今月11日KT SATが韓国宇宙技術振興協会(KASP)と共同で主催した第1回Korea Sat Conferenceで「ブロックチェーンを活用した衛星データサービス保安強化方案」についてスピーチした。
ソ常務は、衛星データルータに生成された「GIGA ID-Wall」を活用した「Secure Satellite Channel」について説明した。
GIGA ID-Wallは、既存のIPアドレスを代替するもので、ブロックチェーンベースのスーパーセキュリティーインフラ(Blockchain ID base Super Secure infra)をいう。
IPネットワークセキュリティーの脆弱点を解決するためKTが最近開発した技術で、KTは以上の状況を把握しつつ商用化するという計画。
既存のファイヤウォールやVPNセキュリティーの場合、トラフィックが暗号化されているが構築コストが高くて安全性も落ちるという問題点があった。
KTは「GIGA ID-Wallの場合、ブロックチェーンベースで各ユーザーにIDを割り当てることでセキュリティー性を高めた」「トークンを保有している個人のみアクセスできるので文書の改ざんの可能性が低くなる。外部からの攻撃リスクもなくなる」と説明した。
ソ常務は「ブロックチェーンは既存の供給チェーンマネジメントに比べ非常に速い分析を提供する」「既存のブロックチェーン技術に衛星を結合すれば外交文書などを暗号化して安全に流通することができる」と強調した。
また「ブロックチェーンの大容量文書の保存や流通技術・IDベースの新しいネットワーク・プライバシープロテクション技術が結合されて衛星通信分野でイノベーティブな動きを生み出すことができると思う」「前述した3つの技術によって『Secure Satellite Channel』サービスの実装ができる」「本サービスを利用すればIPアドレスが絶対漏出しない安全な新しいネットワークを構築することができる」などと述べた。
「ブロックチェーンを活用して安全なモバイル国防ネットワークの提供もできる」と付け加えた。
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引用記事:http://news.heraldcorp.com/view.php?ud=20181012000079
(「絶対ハッキングされない超強力セキュリティー…KT、ブロックチェーン衛星サービス技術開発」『Herald Corporation』2018年10月12日の記事)
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翻訳:元
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