今年市場低迷にも関わらず仮想通貨ヘッジファンドが史上最大規模に増えたことが調査で判明した。
今月15日、仮想通貨専門メディアCCNはCrypto Fund Researchの調査報告書を引用して、今年主に仮想通貨に出資するヘッジファンドがヘッジファンド全体の20%に達すると伝えた。
報告書によると、今年第3四半期までに組成された仮想通貨ヘッジファンドは90件で第4四半期までに120件に達すると予想されている。今年の年間ヘッジファンドを600件だと想定した場合、20%が仮想通貨ヘッジファンドだということになる。
昨年の仮想通貨ヘッジファンドは118件、2016年には21件に過ぎなかった。しかし、今年は昨年より1.69%、2016年より実に471%も増加した。2016年の新設ヘッジファンドの割合は3%にも満たなかったが、昨年には735件のうち16%が仮想通貨専門のもの。
これに関してCrypto Fund Research創業者のJoshua Gnaizda氏は「今年は従来のヘッジファンド組成が減少傾向にある一方で、仮想通貨ヘッジファンドが増加していることは注目に値する。価格下落と各国での規制がまだ不確実な中でこのような結果がでたという点に大きな意味がある」と述べた。
この傾向は仮想通貨が新たな出資先として浮上していることを裏付ける。実際に最近イェール大学が寄付金を2件の仮想通貨ヘッジファンドの出資することを決定した例もある。
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引用記事:https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=101&oid=277&aid=0004333809
(「仮想通貨ファンド、新規ヘッジファンドの2割」『アジア経済』2018年10月15日の記事)
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翻訳:花崎
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