Binance(バイナンス)2018年純利益を最大10億ドルと予想

▶チャンポンCEO「少なくとも5億ドル、最大10億ドル純利益」

2018年に入ってから継続的な価格下落により、仮想通貨市場が長い間低迷している。

このような状況の中、2017年7月に発足したばかりで、世界最大の仮想通貨取引所でもある「Binance(バイナンス)」が、今年最大10億ドル(約1,100億円)相当の、史上最大の純利益を記録するだろうと予想している



▶わずか6か月でユーザー数が5倍に


バイナンスCEOのジャオ・チャンポン(Changpeng Zhao)は、ブルームバーグ通信のインタビューで「今年、バイナンスが記録する純利益は少なくとも5億ドル、最大10億ドルになると思う。上半期の売上高は約3億ドルで、1日の取引額は約15憶ドル、ユーザー数は現在1,000万人に達している。」と語った。


趙昌鵬 写真家:Akio Kon / Bloomberg(提供:ブルームバーグ通信)



このような実績は、ビットコインの価格が今年に入ってから現在までに52%も急落し各国の監督当局の規制が厳しくなっていく中で得られた成果であるため、より一層意味があると評価した。


チャンポンCEOは、2018年はじめにバイナンスのユーザー数は200万人と発表していたが、わずか6ヵ月で5倍の1000万人までユーザー数が増えている


また、仮想通貨公開(ICO)を通じてわずか11日間で1500万ドル(約16億円)の資金調達に成功している。


▶今後の拠点はマルタ

バイナンスは2017年9月、中国国内での取引所が禁止されたあと、東京や香港に拠点を置くようになった。

しかし、日本の金融庁は2018年3月、バイナンスへ警告を出した。

香港でも同様に規制と圧力が強まった



今後は、地中海のマルタに本社を移転する計画を発表している。マルタに加えてウガンダ、バーミューダなどと提携しながらユーロを使用して、仮想通貨の投資者たちを募集し、現在でもなお急成長を続けている。


バイナンスは、「coinmarketcap」を基準に、過去24時間の間で13億ドル相当の取引代金を記録し、世界1位の取引所として位置付けられている。


また、チャンポンCEOは、2018年7月西日本大水害の被災者に100万ドル(約1.1億円)相当の寄付をすると発表している。

________________

参考記事:http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=101&oid=018&aid=0004145187

(「世界最大仮想通貨取引所「Binance(バイナンス)」、今年の純売上高1兆ウォン以上」『E Daily』2018年7月9日の記事)

________________

IT・ゲーム・ときどきブロックチェーン

IT・ゲーム・ブロックチェーンに関する海外ニュースを翻訳してお届けします。 主に韓国・中国・英語圏の最新ニュースをお伝えします。

0コメント

  • 1000 / 1000