▶ベテランエンジニアのEvan Chengをブロックチェーン事業部の責任者へ任命
Facebookはブロックチェーンテクノロジーの使用を検討することに本格的に始動し始めたとみられる。
英データ会社ケンブリッジ・アナリティカが、Facebookに登録している5000万人の米国人の個人情報を使って大統領選が操作しようとしていたことが暴露されて以降、個人情報の流出問題に頭を抱えていたFacebookがブロックチェーン事業を急ピッチで進めている。
海外メディアによると、Facebookはブロックチェーン技術の業務部を新設して、ベテランエンジニアのEvan Chengをブロックチェーンエンジニアリングディレクター(統括責任者)へと任命したことが明らかになった。(→参考記事)
Cheng理事は、プログラミング言語とランタイム部門、コンパイラはもちろんブロックチェーンや仮想通貨の分野でも専門知識を持っているのが海外からの評判だ。
アップルで10年間勤務した彼は、その後Facebookへ転職しプログラミング言語やランタイム工学理事として3年間在職していた。
▶ブロックチェーン事業参入までの一連の流れ
このFacebook内に設置されたブロックチェーン事業部は、Messengerのチーフを務めるFacebook副社長David Marcus氏が率いるもので、ブロックチェーンテクノロジーをより追及するために今年の5月の初めに設立した。
F8でMessengerのデモを行っていたデビッド・マーカス氏
今年の6月末には承認手続きを経て、仮想通貨の一部の広告を許可するなど広告禁止政策を緩和した。
そして今回新事業部を設立し、ベテランエンジニアを責任者へ任命している。
Facebookが、ブロックチェーン事業に力を入れている理由はブロックチェーンシステムを活用したデータのセキュリティ強化するという戦略とみられる。
Facebookはブロックチェーン技術をどのように自分のプラットフォームで使用するかについての計画は発表しないが、急ピッチでこの技術を追求していることは明らかだ。
Facebookが直面しているデータの危機に照らして、今後彼らがサービスを改善するためにこの技術をどのように利用しているか世界中が注目している。
____________
参考記事:http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=105&oid=014&aid=0004053738
(「Facebookブロックチェーン事業「スピード上げ」…担当の理事職新設」『The financial news』2018年07月08日の記事)
____________
0コメント