ブロックチェーンで「画像著作権保護」サービス開始
中国で最大の検索エンジンを提供する「百度/Baidu(バイドゥ)」が、ブロックチェーンベースの画像の著作権保護サービス「Totem(トーテム)」の運営を開始した。
バイドゥは、全世界の検索エンジン市場において、Googleに次いで第2位、中国国内では、穀歌を押さえて最大のシェアを占める。
ブロックチェーン×バイドゥAI技術
「PIC-CHAIN(ピックチェーン)プラットフォーム」とも呼ばれる
「Totemサービス」は、写真や画像の著作権情報をブロックチェーン上に記録・保存する。
画像の著作権情報をブロックチェーンに保存し、バイドゥが誇る人工知能(AI)の画像識別技術を採用したのが今回の最大のポイントである。
これらによって作品の配信状況を追跡したり、監視したりすることができ、これまでの画像の著作権保護モデルを完全に変えることができる。
著作権を持つ人物はこのプラットフォームで本名を登録申請しなければならない。
申請が終了すると原作者として認識され、それ以降、検索サイトバイドゥ内の画像検索とウェブ検索結果などに内容が表示される。
もし著作権侵害が発生すればトーテムがオンライン上で法律の専門家を通じて、著作権保護を支援し、これらの一連の流れで著作権を保護・監視・維持することができる。
トーテムは写真家、デザイナー、書道家などのクリエイターの登録を促している。
本名が認証されたあと、すぐ画像や写真をブロックチェーン上に登録することができる。すでに中国の有名な写真家などは、トーテムのサービスに登録している。
ブロックチェーン事業で金融・ゲーム業界にも進出
バイドゥは、この他にもブロックチェーンの技術を活用した様々なチャレンジをしている。
バイドゥが運営するブロックチェーン金融オープンプラットフォーム「BaaS(ブロックチェーン・アズ・ア・サービス)」は「Du Xiaoman Financialブロックチェーンオープンプラットフォーム」で正式ブランドを立ち上げて運営を始めている。
また、ブロックチェーンベースのゲーム「莱茨狗(Laici Go)」なども公開している。
ブロックチェーン技術を活用した仮想ペット繁殖ゲーム
より珍しい品種であるほど高い値段がつく。
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引用記事:http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=105&oid=092&aid=0002141627
(「百度/Baidu(バイドゥ)」、ブロックチェーン「写真著作権保護」サービス開始」『ZD Net Korea』2018-07-13の記事)
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