「NIAプロジェクト」で唯一のブロックチェーン技術プロバイダー
グローバルヘルスケアブロックチェーン企業の「MediBloc(メディブロック)」は、
韓国の「国家情報社会振興院(National Information Society Agency、NIA)」が推進するブロックチェーンの技術を活用した医療情報の流通プロジェクトに参加する。
このプロジェクトには、ソウル大学やヨンセ(延世)大学などの有名な大学病院も参加し注目を集めている。
参加機関としてメディブロックが唯一のブロックチェーン技術プロバイダーとして選ばれている。
今月7月17日、メディブロックは、インターコンチネンタルソウルCOEXで開かれたNIAプロジェクトの発足式に出席した。
「NIA」は、行政安全部の傘下で国家情報化の推進とIT政策の企画立案を行う科学技術省の準政府機関にあたる。
今回のプロジェクトは、「NIA」の「KOREN(Korea Advanced Research Network)ネットワークベースのブロックチェーン」を遂行することとなる。
NIAプロジェクトは、ブンダン(盆唐)ソウル大学病院が主催で、
ソウル大学・ヨンセ(延世)大学の歯科大学・イファ(梨花)大学が参加する。
ヘルスケア専門企業「Xiilab」、「MISO情報技術」、「WELT」なども参加する。
今後の指針
プロジェクトに参加する機関は、今後研究協会を結成し、韓国の医療ネットワークの常用化を本格的に推進する予定だ。
ブロックチェーンの技術を基に
▼個人の健康記録プラットフォームの普遍化
▼健康診断コストの削減
▼医療分野でブロックチェーンの初導入で世界的なリーダーになること
を目指す。
メディブロックのイ・ウンソル共同代表は、
「医療機関や企業、政府間とブロックチェーンベースの医療ネットワークを構築し、実現できるチャンスになるだろう。」
「様々な利害関係者が参加する医療情報協議会で技術的検証だけではなく個人の健康記録のプラットフォームが活用できる環境になれると期待している。」と語った。
メディブロックについて
メディブロックは、2人の医師がブロックチェーン技術を使用し,現在の医療情報システムの問題点を解決するために始められたプロジェクトだ。
患者の診療記録など統一した医療情報をブロックチェーンに保存し、病院に行く度医者に診療する時必要な情報を提供するプラットフォームを実装する予定だ。
各医療機関に分かれている医療情報を個人に返却し,個人を中心に医療情報が安全に流通するように,個人,医療提供者,医療研究員の全員が新たな医療の経験を享受できる世界を創り出すことも目標とする。
今年の1月、フォーブスが選出した2018年注目すべきスタートアップ企業にも名前が上がっている。
★MediBloc Official Website: https://medibloc.org
★MediBloc Official Telegram (ENG): https://t.me/medibloc
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引用記事:https://m.news.naver.com/read.nhn?mode=LSD&sid1=101&oid=015&aid=0003981789
(「「MediBloc」、有名大学病院と「医療ブロックチェーンネットワーク」構築」『韓国経済』2018年07月19日)
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