宇宙望遠鏡科学研究所、宇宙データ研究のためブロックチェーン活用


「ハッブル宇宙望遠鏡」の天文学者「宇宙データの研究のためブロックチェーン活用」



スペースシャトル ディスカバリー号から見たハッブル宇宙望遠鏡(1997年2月サービスミッションSTS-82での画像)


アメリカ宇宙望遠鏡科学研究所(STScI)が、天体望遠鏡で収集した宇宙データをブロックチェーンの技術を活用して分析する法案を推進している。研究所は、宇宙に浮かぶ巨大な天文台「ハッブル宇宙望遠鏡」を管理する機関だ。



今月24日(現地時間)「CoinDesk」のインタビューで、

アメリカ宇宙望遠鏡科学研究所の天文学者ジョシュ・ピーク(Josh Peek)は

「天体望遠鏡から収集した大量の宇宙データの処理とブロックチェーンネットワークを組み合わせる方案を研究している。」「膨大なデータを処理するためにはスーパーコンピューティングパワーが必要」、そのため「多くの費用が発生するが、ブロックチェーンの技術でその費用が削減できる。」と語った。





分散型ネットワーク、従来の10/1程度まで費用削減

ジョン氏は「ブロックチェーンベースの分散型ネットワークを活用すれば、より多くの研究員がコンピューティングパワーを使える。」「分散型ネットワークは既存のクラウドコンピューティングシステムに比べて、10分の1水準で非常に安い。」「実現のためにブロックチェーン企業のアイコン(AIKON)やハドロン(Hadron)と研究・開発を進めている。」と発言した。



アイコン(AIKON)は、

天体研究機関がブロックチェーンネットワークにデータを入れることができるプログラムを開発する役割をして、


ハドロン(Hadron)は、

入力されたデータをブロックチェーンネットワークの中で運営できるプログラムを担当する。




ネットワークに貢献する人に報酬としてトークンも提供

このブロックチェーンネットワークに貢献する人には、報酬としてトークンがもらえる。


AIKONの共同創業者マーク・ブラインダー(Mark Blinder)は

「プログラムが安定的に運営できるようにトークンを導入する予定だ。」


「トークンの価値はクラウドホスティングサービスが与えるコンピューティング性能の平均費用と連動される。」


「現在のトークンはテストに参加したユーザーに無料で提供するが後からはトークンの取引ができるようにする予定だ。」などと発言した。



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引用記事:https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=101&oid=011&aid=0003356974

(ハッブル宇宙望遠鏡研究「宇宙データの研究のためにブロックチェーン活用」『ソウル経済』2018年07月25日の記事)

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