ブロックチェーン音楽プラットフォーム「ムジカ(Muzika)」公開


音楽や楽譜の作曲・共有・販売のブロックチェーンプラットフォームがサービス開始

ブロックチェーンベースの脱中央集権化した音楽業界プラットフォームの「ムジカ(Muzika)」が、サービスを正式に公開して本格的な活動を始めると今月30日に発表した。

Muzika参考記事



ムジカは、音楽や楽譜の作曲・共有・販売のプラットフォーム「My Music Sheet」と、総合ピアノポータル「MaPianist」を運営する「Mapiacompany」が、独自で進めているプロジェクトだ。



アーティストの発掘から音楽の制作、消費まで全過程に安全に参加できる

ムジカの最大の特徴は、分散型のデジタル音楽環境を構築して誰でもアーティストの発掘・サポート・作曲・消費などの音楽業界全体の流れに参加できることだ。

もともとこのプラットフォームは、ミュージシャンとファンが主導して、自主的に持続可能な音楽環境を作り上げるために企画された。

Mapiacompanyは、ピアノ関連のソーシャルメディアを30チャンネル以上、世界中で200万人を超えるオンラインのコミュニティベースの音楽プラットフォーム。韓国で3年前、平均年齢が約22歳(2018年時点)である3人の若い起業家によって共同設立された。同社は、ブロックチェーン技術をこれまでのビジネスに導入する作業を開発している。




ムジカは強みの1つは、経営者3人がデジタル音楽業界ですでに活発な活動をしていることだ。そのため今後の事業の進行にも期待が集まっている。


ムジカの共同創立者で代表(CEO)のジョン・インソン、最高技術責任者(CTO)のホ・サンミン、最高運営責任者(COO)のイム・ジャは、2018年時点で平均22人の韓国起業家の中で最も若くて成功したと評価され、フォーブスの「2018アジアで影響力のあるアンダー30の30人 (30 Under 30 Asia 2018)」に選ばれている。



「MaPiacompany」は韓国大手インターネット企業のNAVER系のVC、カカオ社の現・社外取締役、TIPSからも投資を受けたことで有名だ。


今回のムジカプロジェクトも業界から注目をあつめ、すでにBlackHorse, PANONYなどの韓国・海外の大手企業から相次いで投資を受けている。


一般の投資家を対象にした仮想通貨公開(ICO)を行わずに事業費用を獲得した。





ブロックチェーンで著作権・流通・ストリーミングなどの問題を解決


現在の音楽業界は、著作権・流通システム・仲介手数料・違法ダウンロード・ストリーミングなどの多くの問題を抱えている


「MaPiacompany」のジョン代表は「ブロックチェーンベースのムジカを通じて現在のデジタル音楽業界の問題点を効率よく解決できる新しいパラダイムを提案する。

数年間の経験に基づき、どのようにすれば信頼性の高いコミュニティーユーザーを獲得し、インセンティブが提供できるのかを確実に学んできたので、実際の事業進行でも目に見える結果を出すことができると思う。」とコメントした。


ムジカは、今後の上場を始め、企業の公式活動などをテレグラム上の公式チャンネルを通じて共有する予定だ。



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「「音楽業界の多くの問題、たたき直す」…ブロックチェーンプラットフォーム「ムジカ(Muzika)」公開」『E-daily』2018年07月30日の記事

https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=101&oid=018&aid=0004161294

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