画像:Baidu(百度)
世界初の試み「観光+ブロックチェーン」
中国で観光客(ツーリスト)の交通・保険・消費などをサポートする観光+ブロックチェーンサービスが開始する。
中国の河南省南陽市がリードし、五朵山(Wu duo shan / 5つの山) 地域に設立する「ブロックチェーン観光都市プロジェクト」が正式に開始した。
【五朵山 / 5つの山】…五朵山は、河南省南詔と鎮平県の境に連なり、南北線から3キロメートル以内に1000メートル以上の標高を持つ、5つの花崗岩の山頂にちなんで名付けられた。五朵山は世界的に優れた美しい自然環境のため中国国内でも国家4A(AAAA)級の有名な景勝地である。(画像:五朵山HPhttp://www.wuduoshan.com/)
このプロジェクトは、観光とブロックチェーンのコンセプトを統合する河南省初のプロジェクトで、世界初のプロジェクトでもある。
このプロジェクトの発起人は、河南Haojingエンタープライズ管理パートナーシップと南陽五朵山(Wuduoshan)観光開発株式会社、
共同主催者は河南省観光局、南陽市人民政府、チャイナ・ユニコム(中国聯通)河南支店、中関汽車クラウドコンピューティンググループなどが参加している。
中国大手の通信企業であるチャイナ・ユニコムのビックデータ・アプリケーションセンターが研究・開発を担当してすべての過程をリードする。
中国大手インターネット企業も参加
アリババ、テンセント、バイドゥ、京東などのブロックチェーンとインターネット技術を保有した中国の大手企業も参加してブロックチェーン観光都市サービスプラットフォームを構築する。
このプロジェクトの核心は、ブロックチェーンの技術を使って新しい観光サービスのプラットフォームを構築することだ。旅行・交通・旅行保険・飲食(ケータリング)・通信サービスなどをブロックチェーンで効率的に統合する。
1つの環境を作り上げてグローバルな設計図を描き、観光業界に統合していく予定だ。ブロックチェーンによって、仲介手数料を抑えながら、交通のビックデータ、スマートな警備、道路運営などを結合する方案も考えている。旅行者は交通状況のより正確な情報を受け取ることでより快適で便利な旅行の計画を立てることができる。
伝統的な観光業界と新しい技術のブロックチェーンの統合
人工知能(AI)、仮想現実(VR)と拡張現実(AR)などの様々な技術と地域共同スケジューリングDIS地理システムの統合も試みる。
中国の専門家らは、伝統的な観光事業と新しい技術のブロックチェーンの統合がどのように実現されるのかに関心を持っている。ブロックチェーン観光都市設立は中国を含め世界初の試みだと中国のメディアは分析した。
五朵山の観光を開発した有限会社の関係者は「ビックデータの時代を向けてブロックチェーンが復興しながらすべての業種から科学技術中心の成長モデルが変化している。
五朵山の自然資源と新しい技術のブロックチェーンが融合し観光の「現代化」を図って収益を高められたらより質の高い観光になるだろう。」と期待した。
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引用記事:https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=105&oid=092&aid=0002142801
(「中国「ブロックチェーン観光都市」」『NetKorea』2018年7月30日の記事)
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