メジャー・シネプレックス・グループは、Vicha Poolvaralukによって設立され、バンコクのチャトチャックに拠点を置く。大型ショッピングモールやデパート内でシネコンを経営し、映画館事業だけでなくボウリング施設事業やテナント事業など、娯楽施設の総合的な事業、運営も行っている。
画像:Forbes
メジャー・シネプレックスは、スイスの決済代行会社「Rapidzpay」との提携してタイのデジタル決済環境を整え始めている。
お店では仮想通貨や一般通貨を受けるときにRapidzのPOSシステムを使うことができる。
メジャーグループがどの仮想通貨を決済手段として使うのかはまだ公表されていないがRapidzpayのiOSとアンドロイドのアプリ内で使用できる仮想通貨は、現時点でビットコイン、ビットコインキャッシュとライトコインなどが含まれている。
「メジャー・シネプレックス・グループ」のマーケティング担当のChanya Tamrongweenichaiは「スイスの決済代行会社Rapidzpayは、タイに拠点を置く他のビジネスへも参入していく予定だ。これによってタイ金融環境で現金を使わない社会へ変えることができると確信する。」「映画チケット、ポップコーンそして様々な製品とサービスを仮想通貨で購入することができるようになるだろう。」と説明した。
2、タイICO規制開始、タイ証券取引所は7つの仮想通貨を追加
タイ政府は最近、仮想通貨の規制を始めた国のうちの1つである。
今月7月4日には、ICO規制を7月16日から施行すると発表した。(公式プレス)
これにより、タイにおいて資金調達手段として、ICOを活用できるようになった。。
それに伴いタイ証券取引委員会(タイSEC)は、タイにおけるICOの運用方法の詳細を固めた。新しい規制のもとでは、当局によって2段階の審査が行われる。第一段階として「ICOポータル」を通じてスクリーニングされた上で、当局による最終審査が行われる。
タイは、完全に規制された環境でICOが実施される、世界でも数少ない事例の1つとなった。
またタイSECは、6月にバンコックポストのニュースウェブサイトで、7つの仮想通貨の追加を発表している。
このリストには、Bitcoin [BTC]、Ethereum [ETH]、Bitcoin Cash [BCH]、Ethereum Classic [ETC]、Litecoin [LTC]、Ripple [XRP]、およびStellar Lumens [XLM]が含れている。
3、メジャー・シネプレックス、2020年まで1000個のスクリーンを追加
画像:etail News Asia
1995年12月に設立されたタイ最大手の映画会社「メジャー・シネプレックス」は、自社のホームページにタイ143か所の映画館を登録している。そのうち43か所はバンコクにある最大規模の映画館だ。今年5月のフォーブス誌によると「メジャー・シネプレックス」は678個のスクリーンを持っていて7個はカンボジア、9個はラオスなどにあるという。また、2020年まで1000個のスクリーンを追加で設置する計画だという。
「メジャー・シネプレックス」は、タイで最大規模のマルチプレックスのパラゴンシネプレックス(Paragon Cineplex)を持っている。パラゴンシネプレックスは、スクリーンが16個、座席が5000席、そして派手なインテリアと高級レストランで有名なアイマックス(Imax)を保有している。
タイのバンコクにある有名なショッピングモールのサイアム パラゴン(Siam Paragon)は、高級レストラン、アクアリウム、アートギャラリーそしてボーリング場、カラオケやコンサートホールを設備している。
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引用記事:http://www.fntoday.co.kr/news/articleView.html?idxno=166849
(「タイの最大手映画館「チェーン」が仮想通貨を受け入れ」『fntoday』2018年7月31日の記事)
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