原作者に収益を…ブロックチェーンSNS登場

ツイッター、Facebook、インスタグラムを引き継ぐ次世代ブロックチェーンSNSプロジェクトが韓国でも相次いでリリースされる予定。


今月20日業界の関係者によると、ブロックチェーンSNS「スティーミット(Steemit)」のユーザーは、100万人を超えた。


スティーミットがリリースした2016年6月以降スティーミットを通じてユーザーがもらう報酬は約4000万米ドル(45億円)程度だ。


スティーミットは、主に日常を記録する他のSNSと違って、専門的で新しい情報が多いのでユーザーから好評があった。



スティーミットにポスティングを上げた後「upvote(いいね)」をもらうと報酬でスティームコインがもらえる。


それによって、クオリティーの高いコンテンツを上げれば上げるほど収益化できるシステムだ。


このようなスティーミットの成功を基に韓国でもブロックチェーンSNSプロジェクトが相次いで登場している。



ブロックチェーンSNSとは?

コンテンツの原作者が原作使用料がもらえる「コイン報酬分配システム」を先立ててプラットフォーム業者中心の現在のSNS市場を攻略する。



韓国のブロックチェーンSNSプロジェクト


「Pibble」

そのうち「Pibble」は、画像・動画などのメディアコンテンツを共有する活動に仮想通貨のPibbleCoim(PIB)で報酬するプラットフォームだ。


取引の承認・取消などの機能を持った決済サービスを提供してブロックチェーンベースのP2Pコマースもできるように取り組む予定。



「シグマチェーン」

韓国のSKコミュニケーションズが運営するSNSであるサイワールド(Cyworld)の元開発者のカク・ジンヨCEOンと取締役のヒョン・ヨンジュンが開発中の「シグマチェーン」は、SNSDapp(仮想通貨応用プログラム)の制作や運営に特化したプラットフォーム「FuturepiaNet」を年内でリリースする予定。


「FuturepiaCoin(FPC)」の報酬システムを通じてコンテンツの制作者は原作利用料がもらえるし、チャット・掲示板・ビデオ通話・番組配信など、SNSで必要な機能も実装できるように作業する予定。



「UUNIO」

「UUNIO」は、プラットフォーム上で様々なスタイルのコンテンツ関連サービスをDappで実装する。コンテンツの制作者が活動を通じて報酬がもらえるプラットフォームを目指している。


ブロックチェーンプラットフォーム「UNIFUL Chain」を開発して自社サービスと組み合わせた。



前述したブロックチェーンSNSプロジェクトは、まだ具体的なことではない。


予定通りだと年内でサービスのリリースを目標としているとろこが多いという。


これまでのSNS市場の流れから見ると、最初から多くのユーザーを獲得して市場を先占したプラットフォームが今後の活動もスムーズにいくという分析。



「Pibble」のイ・ボラム代表は、「最初のユーザー獲得が大事なのでインスタグラムやYouTubeでフォロー数が多い「インフルエンサー」と提携していきたい。」


「知り合いを招待することではなく多くのファンが流入できる影響力がある。」と語った。



SNSの特徴に詳しい運営者も重要だという。


「シグマチェーン」の取締役のオ・ヨンソクは、「SNSは、トラフィックが多いサービスなのでこれについて対応できるメインネットがコア技術だ。」


「時代の流れを読む力とコミュニティー運営経験も必要となる。」などとコメントした。






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引用記事:https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=105&oid=031&aid=0000459536

(「原作者に収益を…ブロックチェーンSNS相次いで登場」『inews24』2018年8月20日の記事)

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