■一足先に出た「NAVER」は「リンクチェーン」、「カカオ」は「クライトン」
■同じビジネスモデルのリワード型のコイン
■メッセンジャーと連携したプロモーション、ゲーム・動画・ウェブ漫画などのコンテンツプラットフォームへ拡張
■パブリックブロックチェーンへ
ライバルだと言える韓国の大手インターネット企業「NAVER」と「カカオ」がブロックチェーンでもう一度激突する。
両方ともブロックチェーンプラットフォームを開発していて、パブリックブロックチェーンサービスの開発に力を入れている。
現在提供しているサービス上でも活用されている「リワード型コイン」を使用する点も同じだ。
検索・モバイルメッセンジャー・ゲーム・動画・ウェブ漫画・ミュージックなどのコンテンツから人工知能ベースのスピーカーまで、幅広い分野で競争しながら韓国のインターネット業界でトップに立っている「NAVER」と「カカオ」が「第2のインターネット」と呼ばれているブロックチェーン分野でも活躍できるか、関心が集まっている。
今月5日、関連業界によると、両社は各子会社からブロックチェーンプラットフォームの「リンクチェーン(LINKCHAIN)」と「クレイトン(Klaytn)」を公開した。
■「NAVER」は「リンクチェーン」、「カカオ」は「クレイトン」
「NAVER」は、子会社「LINE」から「リンクチェーン」とこのプラットフォームで活用する仮想通貨「リンク」を公開した。
「リンク」は、「リンクチェーン」からリリースされるサービスを利用する度、ユーザーに提供するリワード型コインだ。
「リンク」は、今後リリースされる「LINE」のユーザーベースのコンテンツを始めコンテンツ・コマース・ソーシャルゲーム・仮想通貨取引所などのさまざまなサービスで支払いや報酬手段として活用できる。
すでに「LINE」の仮想通貨取引所の「ビットボックス」から配布し始めた。
「LINE」の出澤剛CEOは、「リンクは、LINEが公開する初めての仮想通貨で報酬手段として活用できる。」
「日常生活で使いやすいブロックチェーンサービスで、LINEのエコシステムに寄与するユーザーらにコインを配布するプラットフォームとして成長していきたい。」などとコメントした。
「カカオ」もブロックチェーン子会社の「グラウンドX」から「クレイトン」を開発している。今年10月テストネットが公開される予定。
それとともに「クレイトン」から提供するサービスもリリースする予定。
「カカオ」も「クレイトン」で活用できる仮想通貨「クレイ(Klay)」を公開する計画。
「クレイ」も「リンク」と同様に「クレイトン」からのサービスを利用するユーザーらにリワードとして配布する予定。
■パブリックブロックチェーン時代になるか?
業界では、「NAVER」と「カカオ」のブロックチェーンプラットフォーム公開はブロックチェーン事業を大衆化することができると見ている。
すでに「NAVER」と「カカオ」は、インターネット産業のさまざまな分野で大勢のユーザーを獲得しているためである
特に、世界的に2億人以上のユーザーを獲得している「LINE」と韓国人の半分以上が使用している「カカオトーク」と連携したプロモーションの場合、短期間でブロックチェーンベースのユーザーを獲得することができる。
コンテンツ分野への競争も予想される。「NAVER」と「LINE」はメッセンジャーベースでゲームはLINEGames、ウェブ漫画はLINE漫画、動画はNAVERTVなど、さまざまなコンテンツ分野をリードしている。
「カカオ」もウェブ漫画・ウェブ小説プラットフォーム「カカオページ」、ゲーム専門の子会社「カカオゲームズ」、音楽プラットフォーム「Melon」など、コンテンツ企業をリードしている。
業界の関係者は、「両社ともブロックチェーンベースのプラットフォームを公開したためさまざまなブロックチェーンベースのサービスが次々とリリースされる。」
「他の企業らも仮想通貨連携のサービス開発に拍車をかけると思う。」などと発言した。
______________
引用記事:https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=105&oid=014&aid=0004088336
(「「NAVERvsカカオ」、今回はブロックチェーン激突!」『The financial news』2018年9月5日の記事)
______________
翻訳:元
0コメント