「NEOPLY」、ブロックチェーンスタートアップ企業への出資本格化

■スタートアップ企業の強力なアクセラレーター、「NEOPLY」


スタートアップ企業のアクセラレーターである「NEOPLY」が、今年初めから進めてきたクリプト投資に続いて、ブロックチェーンスタートアップ企業の発掘・投資・育成を本格始動すると、11日に明らかにした。


同社は、2008年から多数の初期スタートアップ企業を発掘して、出資してきたアクセラレーターだ。Anipangを開発したSundayTozkakaomobilityが買収した「LUXI」も、同社から初期出資を受けた。


同社が関わったスタートアップ企業の約70%がその後も資金調達に成功し、調達した資金の総額は200億ウォンに達する。



■Anipangとは?


SundayTozが開発したスマホパズルゲームであり、ユーザー間でスコアを競い合うソーシャルネットワークゲームだ。PCウェブ版は、2009年9月にリリース、スマホ版は2012年12月カカオトークを通じてリリース。


大ヒットし一大ブームを巻き起こし、韓国内のユーザーだけで2,000万ダウンロードを突破した初のゲームとなった。



■今年初めからすでに動き出しているNEOPLY


今年の初めに、クリプト投資の計画を公表した後、内部資金のクリプトファンドを構成して、複数のブロックチェーンプロジェクトに出資した。


NEOPLY」が出資したブロックチェーンプロジェクトは、Ready Player One、Sentinel Protocol、TTC Protocol、Cosmochain、Contentsprotocol、Terraの6つだ。


同社は、今月から初期段階のブロックチェーンスタートアップ企業への出資を本格化して、これまでのインキュベーション、様々なdAppの開発及びサポート、出資、育成のノウハウを活かして成長させていく予定だと明らかにした。


同社は、今年4月、ゲーム大手「NEOWIZ」の系列会社のメンバーと、3世代ブロックチェーンプラットフォームの「EOS」のブロックプロデューサー「EOSeoul」チームを構成して、EOSエコシステムの拡張と安定化のために尽力している。



■ブロックチェーン事業も根本は一般の事業と同じ


「NEOPLY」は、「ICOプロジェクトが事業に必要な資金を集める方法はこれまでの方法と少し異なるが、価値を創造して、必要としている人に与え、その対価をもらうという点では一般の事業と同様だと考えている。


「ブロックチェーン技術と言っても、現実世界でビジネスモデルとサービスを実現できなければビジネスは失敗するだろう。ブロックチェーンを知らないユーザーも簡単に利用できるUI/UXが大前提となる」と説明した。



■必要なのは、柔軟さ・実行力・切実さ・斬新なアイデア!


NEOPLYのクォン・ヨンギル代表は「自分の仮説が間違っている可能性があるという考えの柔軟さと、実行力を持っているかが重要だ。成功に対する切実さを持っているチームに会いたい。


事業アイテムがこれまでになかった新しいアイテムであるかという点で判断している。新しくなければ、他より格段に優れたものがなければならない」と強調した。





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引用記事:https://platum.kr/archives/106562

(「NEOPLY、ブロックチェーンスタートアップ企業への出資を本格化」『Platum』2018年9月11日の記事)

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翻訳:花崎

IT・ゲーム・ときどきブロックチェーン

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