eスポーツ『PUBG』、アマチュアにも裾野広がる

■アマチュア大会への関心高まる


eスポーツ『PUBG』がプロだけでなくアマチュアにも広まりを見せている。大学生ゲーマーの1位を決定する「MK CHALLENGE」の他にも一般人を対象にしたネットカフェ大会や動画を配信している有名ゲーマーを対象にした大会の開催が活発化して、eスポーツの大衆化が進んでいる。


今月16日に幕を閉じた「2018 MK CHALLENGE With BATTLEGROUNDS」は、予選と決勝のオンライン中継放送が16万アクセスを突破し、話題を集めた。全世界のPUBGプロゲーマーチームが参加した「PUBG GLOBAL INVITATIONAL 2018」が記録した1億アクセスには及ばなかったが、プロゲーマーではなくアマチュアの大会であったことを考えると、関心の高さは異例だった。



■KakaoGames、afreecaTV、Twitchもそれぞれアマチュア大会を開催


PUBG自体の人気はもちろん、プロeスポーツの人気も影響して、韓国内のアマチュア大会の開催が増加している。


PUBGの韓国内パブリッシングを担当しているKakaoGamesを始めとして、インターネット放送局afreecaTV、ゲーム専門ストリーミングプラットフォームTwitchなどが相次いでネットカフェ大会やBJ・ストリーマー大会などのアマチュア大会の開催に乗り出した。


KakaoGamesは、今月6日から「全国ネットカフェバトル」というPUBGのネットカフェ大会を開始した。


全国ネットカフェバトルは、KakaoのPUBGユーザーならば誰でも2人1組で参加できる。10月14日まで行われる予選で上位300チームを決定した後、韓国全国の主要ネットカフェでオフラインの決勝を行う予定だ。


KakaoGamesの関係者は「友人と一緒にプレイできるという魅力と、自らeスポーツ参加できるという物珍しさを同時に提供するために全国ネットカフェバトルを開催した」と述べた。


afreecaTVも先月19日から今月1日までBJ(動画配信者)のうち、PUBG関連の放送をしているBJを対象にアマチュア大会である「BATTLEGROUNDS BJ 滅亡戦」を開催した。同社は、PUBGが人気になり始めた昨年末にBATTLEGROUNDS BJ 滅亡戦を開始し、これまで4回の大会を開催した。


グローバルゲームストリーミングプラットフォームであるTwitchも、先月「Twitch RIVALS-BATTLEGROUNDS」というゲーム放送ストリーマーたちが参加するアマチュア大会を開いた。


PUBGのプロリーグである「OGN PUBG SURVIVAL SERIES」、「PUBG WARFARE MASTER」、「afreecaTV PUBG LEAGUE」に出場経験がある選手は原則大会に参加できないようにして、完全なるアマチュア大会を行った。賞金は、4万ドル(約450万円)でこれまで開催されたPUBGのアマチュアリーグの中では最大規模だ。



■PUBG株式会社はアマチュアからプロを育成する計画を発表


PUBGの開発元であるPUBG株式会社もアマチュアリーグの活発化に注目しており、アマチュアリーグ集中育成などeスポーツ育成のための5か年計画を明らかにした。PUBG株式会社のキム・チャンハン代表は、「アマチュアリーグを盛り上げてアマチュアのトップ選手らをプロにするには、継続的な大会の開催と選手のサポートシステムが必要だ」と強調した。





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引用記事: https://m.news.naver.com/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=105&oid=009&aid=0004221651

(「eスポーツ『PUBG』、アマチュアにも裾野広がる」『毎日経済』2018年9月19日の記事)

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翻訳:花崎

IT・ゲーム・ときどきブロックチェーン

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