カカオトークで金融投資商品取引できる

KakaoPayBARO投資証券買収
■持分50%以上、400億ウォン(約40億円)の見込み
■「AIベースの資産管理サービス準備」



カカオの簡単決済・送金専門子会社KakaoPayが中小証券会社「BARO投資証券」を買収した。


早ければ来年上半期一般ユーザーがモバイルメッセンジャーカカオトークで金融投資商品を取引することができると見込んでいる。


KakaoPayは、今月1日BARO投資証券の持分60%を買収。筆頭株主となって経営権の確保する予定。


詳細な金額は公開していないが、証券業界では、KakaoPayがBARO投資証券を400億ウォン(約40億円)程度で買収すると見ている。



KakaoPayは、株式売買契約と金融当局の筆頭株主適性審査が終わり次第カカオトーク上で投資できる金融サービスを適用する予定。


特に新社会人や大学生など、保有資産規模が大きくないユーザーも小額で投資できる金融投資商品を提供するという。



BARO投資証券は、昨年の売上573億ウォン(約57億3000万円)と営業利益73億ウォン(7億3000万円)を達成した中小証券会社。



KakaoPayは、BARO投資証券を始めに銀行やカード会社・証券会社など、金融業界との提携を拡張していく予定。長期的に、カカオのAI技術を活用した非対面資産管理(WM)サービスも提供する予定。


KakaoPayは、2014年初めて簡単決済サービスを公開した。昨年2月「Alipay」を運営する中国のAnt Financialから2億米ドル(約220億円)規模の投資を受けた。その後、子会社で独立し今年8月末を基準に2,300万人のユーザーを獲得した。先月の月間総売り上げは2兆ウォン(約1987億円)を記録した。


KakaoPayのリュ・ヨンジュン代表は「今回のBARO投資証券買収は、スマートフォン1つで経済活動ができる『金融プラットフォーム』構築のための最初の段階」「今後、よりさまざまな企業と協力し新しいサービスを提供したい」とコメントした。






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引用記事:http://decenter.sedaily.com/NewsView/1S5QRGZPUD/GZ02

(「来年からカカオトークで金融投資商品取引できる」『ソウル経済』2018年10月1日の記事)

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翻訳:元

IT・ゲーム・ときどきブロックチェーン

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