KISA、ブロックチェーンパイロットプロジェクト懇談会開催

■ブロックチェーンパイロットプロジェクトの方針について議論


韓国インターネット振興院(KISA)は、ブロックチェーンパイロットプロジェクトに参加する関係部署と企業を対象に「2018年度ブロックチェーンパイロットプロジェクト機関・参加企業懇談会」を今月4日KISA瑞草庁舎で開催したと5日に明らかにした。


懇談会には主管機関であるKISAを始めとして参加機関である関税庁、国土交通部(訳者注:部は日本の省に当たる)、農林畜産食品部、選挙管理委員会、外交部、海洋水産部と16の参加企業などから約50人が参加して課題と今後の事業拡大方針に関する意見を交わした。


この日参加者らはパイロットプロジェクトについて単発的なサポートではなく、中長期的な事業化のサポートが必要で、中小企業・スタートアップ企業を対象にしたブロックチェーン技術の共有、試験検証のためのサポート、参加企業へのインセンティブ提供が必要だという意見を示した。


KISAは中央政府・自治体を対象にパイロットプロジェクトに関する事前調査を通じて41の機関が提案した72件の課題のうち社会的波及効果が大きく規制改善効果が期待できる上に国民が実感出来多くの利益が見込める6つの課題を選定して2018年度ブロックチェーンパイロットプロジェクトを進めている。


来月末に「ブロックチェーングランドチャレンジ」というイベントで結果を公開し、12月のパイロットプロジェクト適用後の来年からサービスを運営する予定だ。パイロットプロジェクトは要求事項の分析・設計を7月に完了してサービスを開発している段階で、平均65%の公正率を見せている。


今外交部は海外公館サービスを実施中のLA·東京の公館で徐々に拡張する予定で、国土交通省部はサービス対象の電子文書を3種類から2022年まで18種類以上、サービス地域を全国規模に増やしていく予定だ。



■KISAはブロックチェーン事業を先導する構え


KISAの金・ソクファン院長は「ブロックチェーンはデータ経済活性化のコア技術。KISAは第4次産業革命の先導機関としてブロックチェーン技術の専門組織を拡大して合意アルゴリズムなどのセキュリティー技術研究、安全性検証や規制改善研究などのブロックチェーン産業及びパイロットプロジェクトを先導していく予定」だと述べた。





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引用記事: http://www.edaily.co.kr/news/read?newsId=01712166619369968&mediaCodeNo=257&OutLnkChk=Y

(「KISA、ブロックチェーンパイロットプロジェクト懇談会開催」『EDAILY』2018年10月5日の記事)

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翻訳:花崎

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