■消費者の貯めの新たな年金システム
すべての人は消費者だ。消費者が自ら権利と利益を保護できるプロジェクトを実現しようとSALEBLOCKは誕生した。
SALEBLOCKのチョ・ヨンギュ代表は「私たちは世界がお金の時代から価値の時代に変化していると見ている。韓国政府もデジタル通貨市場への転換を目前にした今、時代の変化に前向きな対処をする必要があり、これが均衡の取れた社会の実現に向けた土台になると見ている。」
「消費者が団結すれば大企業優先の偏った経済活動と決済方法に変化をもたらすことができる。消費者は消費生活の中で別途の費用や労働なしに決済の度に一定金額(3~5%)をリアルタイムで継続的に積み立てられ、これによってまとまったお金を準備できる。このように積み立てたお金は一定期間後消費者に年金という形で支給されるため増税なしに福祉の実現が可能だ。」と明らかにした。
■透明性を確保するためにブロックチェーンを活用
SALEBLOCKのこのようなプロジェクトはブロックチェーン技術をベースにしている。チョ代表は「ブロックチェーン技術は最近金融市場で話題だ。これは信用できる技術的システムで、公開分散台帳によって誕生したイノベーションアイコンだ。ブロックチェーンは仮想の価値と現実の融合であり、汎用台帳で透明性を提供する。そのためSALEBLOCKのプロジェクトはブロックチェーン技術をベースに誕生した」と述べた。
SALEBLOCKが準備しているこのようなサービスの実現は多少難しいように感じられる。しかし、チョ・ヨンギュ代表は決して難しくないと述べた。
以前決済方法が現金からカードに変化したように最近はカードからスマホ決済に変化している。SALEBLOCKもこの点に注目している。リリースを目前にしたSALEBLOCKの独自アプリを通じて実現されるスマホ決済はカード会社に提供されている手数料を消費者に積み立ててくれるシステムで完璧な電算システムの構築のために努力しており、韓国で特許を取得した。
SALEBLOCKは長い準備の末、消費者アプリのリリースフォーラムを開催する予定だ。これは全国の消費者を対象に11月2日東国大学の講堂で、九老区庁とDreamNida、そして消費者協同組合SALEBLOCKが共同で主催する。
■前代未聞の取り組みは試行錯誤の連続
チョ・ヨンギュ代表は「これまでなかったプロジェクトだったため試行錯誤を繰り返す必要があり、私たちの誠意を伝えることも難しかった。しかし、消費者が賢明な消費生活をすることで劣悪な基礎年金の仕組みを多少でも解消できる。消費生活の中で自動積立される私たちのプロジェクトには関連部署と政界、そして関連産業が関心を示している」と強調した。
消費者協同組合SALEBLOCKは、P2Pブロックチェーンベースの「消費者年金」プロジェクトで消費者自らの権益保護と賢明な消費生活を通じた未来に貢献していることを高く評価され、イシューメーカーと「社団法人韓国の人物の選定委員会」から今月の『韓国の人物』に選定された。
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引用記事: http://www.issuemaker.kr/news/articleView.html?idxno=22760
(「ブロックチェーンベースの消費者年金アプリリリース」『ISSUE MAKER』2018年10月3日の記事)
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翻訳:花崎
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