日本から韓国まで!「バーチャルYoutuber」戦国時代へ!

バーチャルYoutuberとは?

Youtuberとして動画配信・投稿を行うバーチャルアイドル。


キズナアイを始め、全てのYoutuberは、プログラムを使って仮想のキャラクターを制作しモーションキャプチャー技術や吹き替えを通じて作り上げたキャラクター。




バーチャルYoutuberのブームは日本から始まった。


日本には「キズナアイ」を始め様々なコンセプトのバーチャルYoutuberが活動をしている。



韓国のネットユーザーからも人気があって、韓国のファンが韓国語の字幕を付けて動画を拡散することもある。


このような影響で韓国でもバーチャルYoutuberが出始めた。まさにバーチャルYoutuber戦国時代となった。




■世界初のバーチャルYoutuber「キズナアイ」

「キズナアイ」は、バーチャルYoutuberのブームの始まりで最も人気のあるキャラクターだ。


2016年10月から活動を始めた。韓国でも人気があって動画が上がって数時間内に韓国語の字幕が付く。


明るく元気で少し腹黒の「キズナアイ」は、仮想空間で住んでいるAIというコンセプトで名前もアイ(AI)だ。主に日常生活、ゲーム、漫画などの様々なテーマの動画を上げている。


チャンネル登録は、今月16日基準で211万人。韓国のトップユーチューバーの大図書館の視聴者182万人をはるかに超えるレベルだ。


ゲームチャンネルを別で運営していて、ゲームチャンネルだけでも視聴者100万人だ。




■天然魅力「輝夜月」

「輝夜月」は、2017年12月から活動を始めた。銀髪碧眼で変わったデザインのワンピースを着て高いテンションと独特な声で日本はもちろん北米でも人気がある。


自称143歳。主な動画のテーマは、日常生活で視聴者と話すこともある。韓国ではある程度知られているので動画が上がって1週間以内に韓国語の字幕が付く。


チャンネル登録は、今月16日基準79万人。バーチャルYoutuberの大先輩「キズナアイ」には及ばないが、韓国の人気Youtuberよりチャンネル登録数が多い。




■6000万円プロジェクト!「ミライアカリ」

「ミライアカリ」は、2017年10月から活動を始めた。金髪碧眼でセクシー系のキャラクターだ。「ミライアカリ」というキャラクターに関する様々なヒストリーがある。


その中で最も有名な話は、バーチャルYoutuberプロジェクトと完成するため担当者が6000万円のお金を貸し出したという。バーチャルYoutuberになることの難しさが分かる事例だ。


動画のテーマは、主に日常生活だが、たまにゲーム動画も上げる。特に、バーチャルYoutuberなのにVRでゲームを楽しむことが特徴だ。チャンネル登録は、今月16日基準65万人。





■ピュア系ヤンデレ「電脳少女シロ」

「電脳少女シロ」は、2017年8月から活動を始めた。ピュア系アイドルをコンセプトで白髪碧眼だ。


他のYoutuberに比べて服装をよく着替える。動画のテーマは、ゲームでたまにホラーチックな姿も見せる。


チャンネル登録は、今月16日基準52万人で前述したキズナアイ、輝夜月、ミライアカリ、電脳少女シロを合わせて「バーチャルYoutuber四天王」という。




■プロゲーマーレベル「猫宮ひなた」

「猫宮ひなた」は、2018年2月から活動を始めた。動画のテーマは、ゲームのみ。特にFPSゲームに強い。


「PUGB」「フォートナイト」の実況動画で人気を得た。プロレベルの実力と可愛い姿のギャップのあるキャラクター。


チャンネル登録は、今月16日基準37万人。「バーチャルYoutuber四天王」には及ばないが半年でチャンネル登録30万人を超えるポテンシャルの高いYoutuber。




日本発バーチャルYoutuber、韓国でも登場!




日本発のバーチャルYoutuberは、韓国のネットユーザーにも注目されて韓国でもバーチャルYoutuberを制作する試みがあった。


わずか1か月程度だが、熱い関心の中で「バーチャルYoutuber」の時代を開拓している。




●ゲーム広告で?バーチャルYoutuber「セア」

今年7月2日、「EPIC7」の広告のためバーチャルYoutuber「セア」が登場した。


「セア」は、「EPIC7を紹介してユーザーにアピールするため作られたディープラーニング(deep learning)ができるAI」というコンセプトのキャラクター。


「キズナアイのような有名なAIになりたい。」とコメントするなど、日本から影響を受けたことを認めるような発言をした。


最初、ゲームの広告のため作られた企業型バーチャルYoutuberという点で抵抗感を持つユーザーもいたが広告動画だけではなく、日常生活の動画も上げていて全体的な評判は悪くない。


それに加えて様々なコミュニティーなどで流行っている流行語などを使って視聴者からは面白いという反応。活動初めて1か月しか経っていないが、今月16日基準、チャンネル登録は4万人だ。




●個人で制作したバーチャルYoutuber?「セレンディ」

普段、バーチャルYoutuberとして活動するためには、最新技術とバックアップが必要と思われやすい。しかし、韓国でそのような概念を破ったバーチャルYoutuberが登場した。


「セレンディ」は、今年6月27日から活動を始めた「個人バーチャルYoutuber」で、VRを活用してバーチャルスタジオを制作た。


「セレンディ」は、モーションキャプチャー技術の代わりにモーショントラッキングができるVRヘッドセット「バイブ(Vive)」を使う。


機能の限界で指先まで動くことはできないが表情の変化やしぐさなどの一般的な活動を見せるのには問題ない。


動画のテーマは、主にゲーム。たまに日常生活の動画も上げる。


今月16日基準、チャンネル登録は6万人。韓国で公式的に活動するバーチャルYoutuberの中では最も多い。





バーチャルYoutuber戦国時代へ!

これまでバーチャルYoutuberは、技術と資本が必要なコンテンツで、まさに「彼らだけのリーグ」だった。


モーションキャプチャーやプログラム制作などで「ミライアカリ」プロジェクトに6000万円掛かったという事例もある。


しかし、VRの技術が発展することによってバーチャルYoutuberも遠い話ではない。



実際、VRヘットセットを活用して個人でもバーチャルYoutuberスタジオを制作することができる。


VRヘットセットには、モーショントラッキングという機能がある。その機能を活用してユーザーと仮想のキャラクターの動きを合わせることができる。


現在、市場で販売しているVRヘットセットは、バイブ、オキュラス、ウィンドウズMRなどがある。


安い商品は、3万円以内で購入できる。数百万円が掛かるバーチャルスタジオに比べると相当安い。



最近は、様々なプログラムを通じてVRで使うキャラクターも自分で制作できる。


今月1日、「イリュージョン」が「Steam」で無料公開した「Vカツ」は、フリーセットでバーチャルYoutuber活動に必要なキャラクターを作ることができるプログラムだ。


また、今月3日「Pixiv」で無料公開した「‘VRoid」は、絵を描いてVRのキャラクターを作ることができる。




バーチャルYoutuberは、自分が動画に取られることに抵抗があったYoutuberに新しいチャンスを提供することができる。


また、バーチャルYoutuberの活動によって新しいジャンルの登場も期待している。








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引用記事:http://m.gamemeca.com/view.php?gid=1484321

(「日本から韓国まで!「バーチャルYoutuber」戦国時代へ!」『GAME MECA』2018年8月16日の記事)

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翻訳:元


IT・ゲーム・ときどきブロックチェーン

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