【バイナンス初買収】イーサリアムウォレット「Trust Wallet」を買収

2018年7月31日世界最大の仮想通貨取引所バイナンス(Binance)が、モバイルイーサリアムウォレットをサービスするスタートアップ企業の「トラストウォレット(Trust Wallet)」を買収したと発表した。(公式プレス


トラストウォレット(Trust Wallet)とは?

トラストウォレットはすでにアプリで利用することができ、オープンソースの分散型で利用者の匿名性が保証されている。イーサリアム(ETH)の他、ERC20およびERC223トークンを完全にサポートしている。トラストウォレットのモバイルイーサリアムウォレットは最大2万種以上の仮想通貨資産が保存できるように設計されている。



分散型取引所「Binance」とコラボする予定

2018年7月31日(現地時間)コインデスクの記事によると、バイナンスは、開発中のモバイル電子ウォレット事業を進めるためにトラストウォレットを買収した。


トラストウォレット側からもバイナンスが獲得している多数のカスタマーと現在推進している分散型取引所(DEX)などとの相乗効果を期待している。


バイナンスは、開発中の分散型プラットフォームのデフォルトのウォレットとして、トラストウォレットを使う方針を明らかにし、トラストウォレットのこれまでの経営者と開発チームで事業を運営していく方針だ。


今後も買収を進めていく予定

バイナンスCEOのジャオ・チャンポン(Changpeng Zhao、趙長鵬)氏は、

仮想通貨の広めるために重要なカギはウォレットであると強調した。

ウォレットは仮想通貨経済において基礎的なインターフェイスとなり、安全で使いやすいウォレットを作ることは仮想通貨の適用を拡散することで最も重要なことだ。トラストウォレットは、独立したブランドとして運営する。今後、より緊密な関係でバイナンスとより多くのサービスを提供する予定だ。


またCZは、バイナンスは今後も買収を積極的に行うと発言した。

 ハイテク分野に強いチームを探している。バイナンスと業界のさらなる成長のために買収はかなり重要な要素になるだろう


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バイナンスの過去の記事はこちら

ハッキング被害のバイナンス取引再開…ユーザーのための安全資産ファンド(SAFU)立ち上げ

Binance(バイナンス)2018年純利益を最大10億ドルと予想

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引用記事:https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=101&oid=018&aid=0004162777

(「「Binance」、モバイルウォレットスタートアップ企業買収」『E-daily』2018年08月01日の記事、記事翻訳:大城)

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